イントロダクションウィークが始まらないと何も始まらない。
学期中はかなり忙しいの確定している。
自由な時間が次にいつあるかわからない。
そんな思いからほぼ無計画に、衝動的に出発してからから1週間目。
来週の今頃にはオランダ戻る。折り返し地点。
これまでの旅程
- 1日目 ブリュッセル&パリ素通りで、ミラノ行き寝台列車に乗る
- 2日目ミラノ素通り→チンクエテッレ泊
- 3日目チンクエテッレ&ポルトヴェネーレ周る、チンクエテッレ泊
- 4日目ピサ、フィレンツェを数時間ずつ周る、ローマ泊
- 5日目ローマ周る、ローマ泊
- 6日目ローマ→ミラノ素通り→ティラーノ泊
- 7日目ティラーノからスイスのサンモリッツにベルニナ線で移動→バスでソーリオ村日帰り→サンモリッツ泊
明日の予定は今日の夜か明日の朝決める。そんな無計画を繰り返しまくってます。
いったいここからどうやって帰るのかもぼやけている。
無計画一人旅
無計画、自由気ままに一人旅。
聞こえはいいけど、それはそれで面倒で大変なことが多い。
基本的に一人旅、それも女一人旅はマイノリティ。一番困るのが食事。
美味しい。
だけど、女一人でレストランディナーはマイノリティ中のマイノリティ。料理の量が二人分くらい出てきて食べ切れない&高い。私は別にすごく食が細いわけではない。食べようと思えば食べられるほうだと思ってたのに。いったい皆どんな胃袋してるんだ。
費用がかさむ。
無計画ゆえに運賃早割を何も活用できてない。どこもハイシーズン料金。宿も取れるかどうかひやひやすること幾多、高いところや不便なところにせざるを得ないこと幾度か。
断続的に体調がよろしくない。
宿に帰ったらぐったり。人としゃべる機会がなかなか取れない。ちゃんとしゃべったのは、チンクエテッレでホステルの人と飲みに行った1回だけ。
ローマのホステルでパーティーみたいの行ってみようかなと思ったけど、帰るまでの道で迷い、部屋でバタンキューしてた。
今も今とて少し頭痛がする。
たぶん睡眠不足と気温差のせい。
なんせ、
35度超えのローマ
v.s.
標高2000mベルニナ線、体感気温一桁台。
周りは皆ダウンやフリース着てるのに、私ときたら半袖にユニクロのシャカシャカジャケット。寒すぎた。
絶対また来る
一昨日くらい、トラブル重なって疲労限界。私いったい何してるんだろう、と途方に暮れていた。
それが、昨日今日になって気持ちが楽になってきた。旅してる感が生まれてきた。
それまで、「次来れる機会があるかわからない」という思いがあった。それで、高くても目をつぶって突っ込んで、体調をだましだまし、追い込むように歩き回ってきた。
でも、「絶対また来るわ」という気持ちが出てきた。
それから、少し楽になった気がする。
今日のベルニナ線*1が、想像を遥かに超えて素晴らしかった。
これ以上ないくらいの快晴。
赤い電車と、天井も窓もないトロッコ車両。
民家のすぐそばをすり抜け。
ループ橋。
雪の残る山。
エメラルドグリーンの湖。
コバルトブルーの湖。
透明度100%の小川。
絶景とはまさにこの景色のためにあるような言葉。
寒くて仕方なかったけど、普通の車両に移る気にはなれなかった。
滅多にわーわー言わない私でも、トンネル抜けて湖が目の前に広がったときは「わぁー!」と歓声あげてしまった。
そして、寂しくなった。
周りは皆家族連れやカップル連れ。というだけじゃない。
こんな素晴らしい景色を、私一人だけで見ているなんて、もったいない。
もったいなさすぎる。
家族、友人、大切な人たちに見てもらいたい。
そんな気持ちになってしまいました。
次来れる機会があるかわからない、じゃなくて、
絶対誰かと一緒にまた来る。
そういう希望とか夢があってもいいんじゃないかと思えました。
細かい旅行記は追って少しずつ書きたい。
*1:イタリアのティラーノ〜スイスのサンモリッツを結ぶ景勝路線